今年1月にスコットランドの名門セルティックに移籍したU―23日本代表MF
水野晃樹(22)が6日、スポーツ報知の単独インタビューに応じた。
公式戦出場はまだ実現していないが、欧州のサッカーに日々触れ成長を確信。
千葉時代の恩師、イビチャ・オシム前日本代表監督(66)に「ハードルどころか
三段跳びくらい難しい移籍だが、走り続けろ」と“語録”で激励を受けたことを明かし、
「オシムさんのためにも活躍したい」とスタメン奪取を誓った。

―セルティックに移籍してから1か月。新天地への適応は順調か?
「完ぺきに慣れました。不自由していないし、充実している。英語は覚えたいので
家庭教師はつける方向です。グラスゴーで3万円の包丁を2本も買いました。
日本製です。料理は趣味。包丁が切れないと料理は楽しくないから、こだわりたかった。
日本の時から家でずっと作っていた。それがストレス発散法です」

―メンバー外だったが、4日の欧州CLバルセロナ戦をベンチから見た。
「雰囲気と迫力はすごいですね。バルサはサッカーを知っている。無駄なプレーがない。
1本1本のパスに意味がある。レベルの高いチームと戦えるチャンスがここにはある。
練習でアピールして、一刻も早くこのステージに上がりたい」

―初の欧州移籍、セルティックの印象は?
「個人の質が高い。強くて速い。Jではスピードだけで相手を抜くことができたけど、
一切通用しない。長い距離のドリブルは駄目。走る間に体を入れられて競り負けてしまう。
だから、角度つけてキレで勝負する。得意のキックフェイントも通用した。この1か月で
初めて気付いたことも多い。発見を自分のものにするために練習していく。ゼロからの
スタート。自分が生きていく道を探さなければいけない」

続きは>>2-5
ソースはhttp://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20080307-OHT1T00021.htm